★インド映画「ロボット<完全版>」を観てきた [⇒映画]

6月1日から期間限定で上映されている、インド映画「ロボット」の完全版を観てきました。

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完全版の上映に先駆けて、5月からロードショウされていたのは、編集された短縮版に加え、ヒンドゥー語の吹き替えという事で、完全版が上映されなければ短縮版で我慢しようかと思っていましたが、意外と早い段階で編集なし・吹き替え無しのタミル語版のオリジナル完全版が上映されるという事になりましたので、上映中最後の日曜日の本日、行ってきました。

前情報では、完全版の客入りも結構良いという事で、早めに席を確保しておいた方が良いと思い、1回目の上映の1時間ほどまえに劇場に着きました。でも、予想していたほど混んでいるという感じではなかったです。

インド映画が劇場で上映されるのは、かなり久しぶりという事もあって、世間的にもかなり盛り上がっているようですね。ロビーにはラジニの像まで置いてありました。

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映画を観た感想としては、まぁ、見事にやりきったな、という感じです。CGを駆使した超絶の映像にインド映画もここまで来たか、と感慨深いものがありましたが、フィルムがデジタルになってしまったので「インド映画らしさ」が無くなってしまった点は残念な気がしました。

それと、約3時間という長い上映時間にもかかわらず、詰め込みすぎの感もあり、編集がバタバタ。と言っても、以前からインド映画は編集が雑ですけどね。そう考えると、デジタルてんこ盛りのインド映画になっても、根底の部分は変わっていないという事でもありますね。

他にもそこかしこにインドらしさが漂う要素がいくつもあるので、今後どんなに技術が進歩していったとしても、インド映画らしさというのは不滅なんだろうな、と感じさせる作品でもありました。

◆映画「ロボット」予告編


◆映画「ロボット<完全版>」上映告知


自分はそんなにインド映画に詳しい訳ではありませんが、大体、勧善懲悪のストーリーが基本のインド映画に於いて、後半はその常識をブチ破る展開がすごかったです。ラジニも良い者役が専門かと思っていましたが、一人二役とはいえ、悪者役のラジニもまた見応えがありました。DVDが発売されたら、改めて楽しみたいですね。

ツッコミどころ満載のこの映画、まだご覧になっていない方はお早めに。ちなみに、首都圏では6月16日から銀座シネパトスでも完全版の上映予定があります。

この映画をキッカケにインド映画ブーム再来か?というムードが漂っていますが、まぁ、どうせ、一時的に他の作品が上映されたとしても、そのうちにしぼんできて、結局、劇場では上映されなくなるのがオチですから。

結論としては、インド映画は日本人には受け入れられない、と自分は思っています。

最後に、ヒットするのは良いのですが、マナーの悪い客も入ってきちゃうのは困ったものですね。こういうのも、劇場離れの要因になっているのでしょう。

自分は今後、日本で映画を観る時はよっぽどの事がない限り、劇場に足を運ぶ事はないでしょう(タイ映画が上映される時や、映画祭とかは別として)。


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