★鈴木さえ子/フィラデルフィア [⇒鈴木さえ子]
◆Saeko Suzuki/Philadelphia(1983)
●作曲:鈴木さえ子、鈴木慶一
from the album "I Wish It Could Be Christmas Everyday(毎日がクリスマスだったら)"
自分が日本で尊敬できる、数少ない女性ミュージシャンの一人、鈴木さえ子さん。
この曲は、彼女の1枚目のソロ名義のアルバムに収録されている。
女性アーティストでルックスも良く歌声も可愛いのに、彼女のアルバムにはインストルメンタルの曲が多い(自分はそれが大好きなのだが)。
それは、そもそも彼女がソロ志向のアーティストではなかったからなのだが、今からすると考えられない事だと思う。確実に売り上げを度外視しているから・・・(今のレコード会社にそんな余裕や勇気はありませんものね)。
しかも、さえ子さんの趣味はかなりマニアックで、フランク・ザッパやゴドリー&クリームなど変態的な音楽が好きな事も有名だ。
この曲はさえ子さんの作るインストとしては比較的聴きやすい曲だと思うけど、それでも一般的な感覚からすれば、そこそこ展開の多い構成になっている。
貼り付けた動画は、衣装から判断すると1985年に発売された3rdアルバム「緑の法則」の頃に行われたコンサートの時のものだと思われる。
レコードではテクノポップ色が強いアレンジになっていたが、ライブではかなりプログレッシブになっているのが印象的だ。
さらに、このド迫力。マリンバを叩きながらシモンズ(シンセ・ドラム)を叩くテクニシャンぶりはただただ凄いとしか言いようがない。さらに、あのドラミングである。目をつぶって聴いていると、とても女性が叩いているとは思えない骨太の演奏だ。
◆鈴木さえ子/Philadelphia(Live 1985)
サポートメンバーには鈴木慶一氏をはじめムーンライダーズのメンバーはほぼ全員いるのではないだろうか。
さらに矢口博康氏、福原まりさんなど、日本が誇る最高峰のミュージシャンが一同に介している様はそれだけでも圧巻である。
一時期、表舞台から遠ざかっていたさえ子さんではあるが、近年はアニメ「ケロロ軍曹」の音楽を担当するなど、また音楽活動を再開してくれた事は本当に嬉しい。
願わくば、ソロアルバムなども期待したい。
●作曲:鈴木さえ子、鈴木慶一
from the album "I Wish It Could Be Christmas Everyday(毎日がクリスマスだったら)"
自分が日本で尊敬できる、数少ない女性ミュージシャンの一人、鈴木さえ子さん。
この曲は、彼女の1枚目のソロ名義のアルバムに収録されている。
女性アーティストでルックスも良く歌声も可愛いのに、彼女のアルバムにはインストルメンタルの曲が多い(自分はそれが大好きなのだが)。
それは、そもそも彼女がソロ志向のアーティストではなかったからなのだが、今からすると考えられない事だと思う。確実に売り上げを度外視しているから・・・(今のレコード会社にそんな余裕や勇気はありませんものね)。
しかも、さえ子さんの趣味はかなりマニアックで、フランク・ザッパやゴドリー&クリームなど変態的な音楽が好きな事も有名だ。
この曲はさえ子さんの作るインストとしては比較的聴きやすい曲だと思うけど、それでも一般的な感覚からすれば、そこそこ展開の多い構成になっている。
貼り付けた動画は、衣装から判断すると1985年に発売された3rdアルバム「緑の法則」の頃に行われたコンサートの時のものだと思われる。
レコードではテクノポップ色が強いアレンジになっていたが、ライブではかなりプログレッシブになっているのが印象的だ。
さらに、このド迫力。マリンバを叩きながらシモンズ(シンセ・ドラム)を叩くテクニシャンぶりはただただ凄いとしか言いようがない。さらに、あのドラミングである。目をつぶって聴いていると、とても女性が叩いているとは思えない骨太の演奏だ。
◆鈴木さえ子/Philadelphia(Live 1985)
サポートメンバーには鈴木慶一氏をはじめムーンライダーズのメンバーはほぼ全員いるのではないだろうか。
さらに矢口博康氏、福原まりさんなど、日本が誇る最高峰のミュージシャンが一同に介している様はそれだけでも圧巻である。
一時期、表舞台から遠ざかっていたさえ子さんではあるが、近年はアニメ「ケロロ軍曹」の音楽を担当するなど、また音楽活動を再開してくれた事は本当に嬉しい。
願わくば、ソロアルバムなども期待したい。
I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY(紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ブリッジ
- 発売日: 2007/05/28
- メディア: CD
久しぶりにフィラデルフィア聴きました。
あらためて見ると、演奏凄すぎますね。
この動画は要保存です。w
冒頭にマイケル富岡さんらしき、声が入って
ますが、この映像はテレビ番組での演奏なので
しょうか?それとも、ライブの映像を収録したものを
テレビで流したものでしょうか?
もし、テレビ番組でこのクオリティーの演奏してたと
なると、当時の音楽番組のレベルの高さを感じます。
松武秀樹さんが、最近若い声優の女の子?だかを
生徒にテクノ講座をされているようですが、さえ子さん
にも、若い女の子にドラムなどのレッスンしてもらう
音楽番組とか・・・・無理でしょうねwww
この演奏レベルの高さを若い人にも聴いて欲しいいです。
by 3100c (2011-05-29 21:43)
3100cさん
このライブはテレビの為というわけではなくて、アルバム「緑の法則」にあわせたコンサートにテレビカメラが入っていたというだけ、だと思います。
番組は多分、テレビ神奈川で放送されていた「ミュージック・トマト」あたりではないかと。声の主はマイケル富岡さんでしょうね。
さえ子さんのドラムの魅力はテクニックだけでなく、スピリチュアルな部分も大きいと思いますね。
彼女のような演奏をするには、そのテクニックを学ぶ前に、まず沢山の良い音楽を、特に外国の音楽を若い人には聴いてほしいですね。
今の日本の音楽のクオリティーが下がっているのは、外国の音楽を知らな過ぎるのが原因の一つだと思いますから。
by kapiraja (2011-05-29 23:13)
こんばんはお邪魔してます。
>このライブはテレビの為というわけではなくて、アルバム「緑の
>法則」にあわせたコンサートにテレビカメラが入っていたというだ
>け、だと思います。
なるほど、ありがとうございました。ちょっと安心しました。あまり
に演奏の完成度が高すぎたので、気になってました。w
>番組は多分、テレビ神奈川で放送されていた「ミュージック・
>トマト」あたりではないかと。声の主はマイケル富岡さんでし
>ょうね。
懐かしすぎるwww。今日の今日まで、すっかり忘れてましたが
ありましたね、「ミュージックトマト」。うわー、見てたはずなんで
すが、全く記憶にありません。www
私、大阪の朝日放送で、MTVジャパンのセット作ってたんです
が、それでミュートマは研究のために見てたはずなんですが・・・。
蛇足ですが、先日亡くなられた児玉清さんが司会されてた
クイズ番組「アタック25」のセットも学生の頃、作ってました。
懐かしい・・・。
by 3100c (2011-05-30 21:55)
3100cさん
>私、大阪の朝日放送で、MTVジャパンのセット作ってたんです
すごいですね!でも、テレビ関係の仕事って大変でしょう?時間も不規則ですし。
私も、制作に関連する仕事ではありませんが、テレビ局のスタジオで仕事をしていた経験があります。
遠巻きにスタッフの行動などを観察していたのですが、本当に辛そうでした。自分には出来ないなぁ、と。
「ミュートマ」で放送というのは、私の勝手な想像なので、あまり当てにしないでください(^^;)
by kapiraja (2011-05-31 22:07)