★ムーンライダーズ、35年間の活動、お疲れ様でした [⇒ムーンライダーズ]

今日、美容院の帰り、御茶ノ水のディスク・ユニオンに寄ったらムーンライダーズのボックスを見つけてしまい、つい衝動買いをしてしまった。

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ボックスに収められているタイトルは「マニア・マニエラ(1982)」から「AOR(1992)」までの7タイトル。状態も良く、これで3800円だったから、まぁ、後々1枚ずつ買うよりかは良いかなぁ、と。

この時期はちょうど自分もリアルタイムに彼らの音楽を聴いていた時で、アナログで今も手元に残っているものもあるけど、ボックスでまとめて聴くと、より彼らの世界観がトータルで見渡せるような気がする。

で、何でディスクユニオンでライダーズのコーナーを見ていたのかというと、その美容院で出された雑誌を読んでいたら、ムーンライダーズが年内で35年の活動に終止符を打ち、以後、無期限の活動休止に入るという記事を読んでいたから。

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◆ムーンライダーズ無期限活動休止のお知らせ

もちろん、そのニュースは情報が流れた時に知っていたが、残り1日というタイミングでその記事を見て思い出したのも、何かの縁かと。

正直、自分は他のファンと比べると、全然、彼らのファンと呼べるほど熱心にライダーズの音楽を聴いてきたわけではない。

しかし、日本のポピュラーミュージックにおいて、ムーンライダーズは最高のクオリティーの音楽を作り続けてきた人たちであることは充分認識しているつもりだ。

特に、自分にとってライダーズの最大の魅力は鈴木慶一・博文兄弟が作る詞の世界。日本語の組み合わせが見事で、ハッとさせられる言葉使いが沢山ある。

そんな数ある傑作の中で一番好きなのが1986年の「Don't Trust Anyone Over 30」(作詞:鈴木博文)。この詞は松本隆氏も絶賛していたという。



「冬の海まで車を飛ばして 24時間 砂を食べていたい」なんて表現、フーちゃん(鈴木博文)にしか出来ません。

今、世間に溢れている、ただ駄弁りを羅列しただけの稚拙な詞とはまったく次元の違う世界がここにはある。

日本最古のロックバンドであったムーンライダーズがミュージック・シーンから消えてしまう事は、我々の世代にとっての時代の終わりの象徴といっても言い過ぎではないような気がする。

何はともあれ、ムーンライダーズの皆さん、長い間、我々に素晴しい音楽を届けていただき、ありがとうございました。

これからもそれぞれソロでの活動を楽しみにさせていただきます。

ちなみに、新曲「Last Serenade」はこちらで12月31日23時59分まで無料配信中。



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