★「KAPI RAJA(カピ・ラジャ)」・・・ハンドルネームの由来になったガムランの曲 [⇒Gamelan]

ブログを書く時に使わせてもらっている、KAPI RAJA(カピ・ラジャ)という名前はインドネシア・バリ島のガムラン・グループ「YAMA SARI(ヤマ・サリ)」のアルバムに入っていた曲名から拝借しました。

YAMA_SARI.jpg

KAPI・・・「猿」、RAJA・・・「王」で「猿の王」という意味になります。バリ島は世界最大のイスラム大国・インドネシアの国ですが、島国であり地理的な関係もあってか、ヒンドゥー教の影響が強く残っていると言われています。

ですので、ラジャなんてインドでも名前に良く使われる言葉があるのでしょうね。

また、ガムランは伝統音楽でもありますが、日本人が連想する伝統音楽とはまったく違い、常に「新曲」が作り続けられている生きた音楽です。

この「KAPI RAJA」という曲もヤマ・サリの音楽的リーダー、ヘンドラワン氏の手によって作られた曲です。こういうあり方こそが、本当の意味での「伝統音楽」といえると思うのですが。

動画はオリジナルのヤマ・サリの演奏ではありませんが、グヌン・サリというヤマ・サリと同じプリアタン村の楽団のようですので、もしかしたらヘンドラワン氏がヤマ・サリの後に作ったグループかもしれません。

◆Gunung Sari(グヌン・サリ)/Kapi Raja(カピ・ラジャ)


ド迫力の演奏ですね。

特に最前列の人たちのテクニックはものすごいです。あれだけの速さで演奏しながら、ちゃんと1音1音叩いた後は必ずミュートしていますからね(ガムランは音が混じって濁らないように、一つ一つ叩いた後は必ずミュートする)。

かつて、ヤマ・サリが来日した時、新宿文化センターにコンサートを観に行ったことがあります。やはり生で響いてくるガムランの音群はCDなどで聴いているものを遥かに超える凄いものだった事を、今でも鮮明に覚えています。
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